実験第1弾はペットボトルを使った、とても簡単な実験です。ある寒い冬の日に体験した出来事から、圧力について考えてみましょう。
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準備するもの
ペットボトル、お湯
実験手順
1)空のペットボトルを用意します。
![IMG_0898c](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/IMG_0898c-225x300.jpg?resize=225%2C300)
2)ペットボトルにお湯を入れます。あまり熱いお湯を入れると熱でペットボトルが変形するので、そこまで熱くなくて大丈夫です。
![IMG_0899c](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/IMG_0899c-225x300.jpg?resize=225%2C300)
3)少し時間がたったらお湯を捨てて、すぐにフタを閉めます。そのまま放置しておくと何が起こるか、観察してみましょう。
↓おそらくこんなことになるはずです。
![IMG_0900c](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/IMG_0900c-225x300.jpg?resize=225%2C300)
何もしなくてもペットボトルがへこみます。
冷蔵庫に入れるともっとへこみます。
![IMG_0901c](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/IMG_0901c-225x300.jpg?resize=225%2C300)
…以上です。
実験と呼ぶにはあまりにシンプルすぎるものですが、この現象からいろいろと学ぶことができます。それについて、次回から何回かに分けて見ていきます。
こんなシンプルな実験でも、条件をしっかり決めてやってみると立派な自由研究になります。たとえば、同じペットボトルをいくつか準備して入れるお湯の温度を変えてみるとか、お湯の温度は同じにしてペットボトルの種類を変えてみるとかして、へこみかたを比べてみるとおもしろいでしょう。
今回使った某ミネラルウォーターのペットボトルはやわらかくてすぐにへこむので、とてもわかりやすいです。