新型コロナウイルス感染症への対応で、学校が休校になって1ヶ月ほど過ぎました。
早くは3月から休校になっていた地域もあると思います。
ここにきて少し落ち着きを取り戻してきたのか、授業を再開する学校も出始めました。
自粛期間を経験して多くの方が感じたことと思いますが、想像以上にストレスがかかると感じました。
この騒動の前は「仕事に行きたくないな~」と思うこともありましたが、自宅でじっとしておくことはそれ以上に憂鬱な感じになることがわかりました。
いくら人と関わることが苦手でも、やはり社会に出て人と関わることは大事だなと痛感します。
大人でもそう感じたので、学校に行けない子どもたちはよりストレスフルな毎日だったことでしょう。
当たり前のように接していた同級生に会うことすらままならなかったでしょうから。
学業の面でも不安はつきないことでしょう。
それをサポートしようとする学校の対応は、課題を配布したり、オンラインで授業を始めたり、さまざまなようです。
1つ言えることは、この状況下では自主的な勉強が求められているということです。
これまでのような学校に行って先生の話を聞いて、という受け身のスタイルのままでは対応できなかったと思います。
そうではなく、誰から言われるでもなく自分から積極的に勉強に向き合う、新しく学ぶことであってもまずは自分から調べていく、そんなスタイルでなければなかなか機能しなかったのではないかと想像されます。
いずれは事態が収束して、通常の学校が始まるときが来ます。
そのときには折角なので、今回の経験を糧に、勉強の仕方をあらためて見つめ直してみましょう。
授業の前に予習をして、授業中は独学ではわからなかったところを中心に追っていく。
そんなスタイルはいかがでしょうか。
習ったこともない内容を独学で勉強することは難しいと思われるかもしれません。
たしかに今までは学校で学んで初めて知識を身につけることが当たり前だったので、そう感じるのも無理はありません。
しかし今回の休校期間中に、やってやれないこともないということに気づいた人もいるのではないでしょうか。
いずれ社会に出れば、学校の先生のように丁寧に教えてくれる人はおらず、わからないことは自分で勉強していかなければなりません。
それに備えて練習するところが学校です。
教えてくれる先生がいる学校での勉強を十分に活用して、予習を中心とした自分なりの勉強スタイルを確立してしまいましょう。