自由研究といえば前回紹介した、いかにも化学実験みたいなものが思い浮かびます。
でも他にもいろいろタネは転がっていて、たとえば食品はおもしろいかもしれません。
実験が終わったあとに食べることもできますし。
というわけで、今回はチーズを作る実験を紹介します。
実際にチーズを作るレシピはクックパッドなど参考にしてもらうとして、ここでは実験という視点から見てみましょう。
準備するもの
酢、牛乳、ペットボトル
![P1150_convert_20140813100007](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/P1150_convert_20140813100007-300x225.jpg?resize=300%2C225)
実験手順
1)ペットボトルに牛乳を少し入れます。
![P1153_convert_20140813100217](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/P1153_convert_20140813100217-300x225.jpg?resize=300%2C225)
濃いと変化がわかりにくいので、実験ではできるだけ少なめにしたほうがよいです。
2)変化を見やすくするため、水を入れて牛乳を薄めます。
![P1154_convert_20140813100244](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/P1154_convert_20140813100244-300x225.jpg?resize=300%2C225)
3)2)に少し酢を入れてよく混ぜて放置します。
しばらくするとモヤモヤとした塊ができてきます。
写真だとわかりにくかったので、動画でどうぞ。
4)ずっと置いておくと、モヤモヤした塊が上のほうに集まってきます。
![P1158_convert_20140813100309](https://i0.wp.com/roadtoscience.net/wp-content/uploads/2016/06/P1158_convert_20140813100309-300x225.jpg?resize=300%2C225)
原理はまたの機会に説明しますが簡単にいうと、牛乳は水の中に油の粒がちらばっている食品で、酢を入れると油の粒が集まって塊となります。
その塊がチーズです。
とても簡単な実験なので、よかったら試してみてください。